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【年間40万円節約できる!】「車を持たない生活」がおすすめ

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給料が上がらなかったり、子育てにお金がかかったりして「もう少し節約できたらなぁ」という思いをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

わたしは現在32歳ですが、去年、公務員から未経験の業種に転職しました。3歳と5歳の2人の子育て中ということで、少しでも出費を減らしたい世代の一人です。

食費や日用品は安いところで購入したり、そもそも購入量をできるだけ減らしたりと工夫はしていますが、なかなか節約できないのを実感しています。

「頑張っているのに節約につながらない」となるとストレスもたまるもの。

実は、大きく節約するためには毎月、毎年決まった額が出ていく「固定費」を削るのが一番の近道なのです。そこでわたしは、給料の下がった転職前後で食費などはもちろん、「固定費」を削ることにしました。

固定費
  • 保険料
  • 通信費(スマホなど)
  • 自動車費用
  • 住宅費用

この中でも通信費と自動車費用は、見積もりも簡単ですぐに手を付けることができました。特に自動車費用の額は大きく、節約につながっています。

ただ、車を手放すことで節約できることはだれでもわかることでしょうが、車の存在は大きく、いざ売却となると行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、実際に約10年間使っていた車を転職時に売却し、1年後の今も「車を持たない生活」をしているわたしが、その実情を紹介したいと思います。

「車を持たない生活」でどれほど節約できるか

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「車を持たない生活なんて考えられない」、「不便になる割にそこまで節約できないんじゃないか?」と思われる方もおられるでしょう。

まずは、どのくらい節約できているかをまとめて紹介します。

これは、先日わたしがした<車にかかる費用>ツイートですが、概ねこの通りの金額が節約できています。

車種や住んでいる地域、車の使い方によって節約額は変わるので、わたしの状況を少し詳しく紹介します。

わたしが使っていた車のスペックなど

使っていた車種は、日産のティーダでした。

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引用:「ティーダ(日産)15M FOUR 平成20年10月〜平成21年5月(10051100)の車両画像詳細(915091)」(Gulliver)

税金、保険料、車検に関わるティーダのスペックを挙げると以下のようになります。

  • 排気:1,500ccクラス(普通車)
  • 燃費:16km/l(車種によっては20km/l)
  • 重量:1.1t
  • サイズ等:5ナンバー

スペックによって税金、保険料などが変わってきます。

駐車場代、修理費、ガソリン代、高速道路利用料など

また、駐車場代、修理費、ガソリン代、高速道路利用料は車の用途や住む地域などによって変わってくるものですよね。

わたしの場合は、以下の通りです。

  • 駐車場代:東京郊外在住、月1万円が相場
  • 修理費:新車での購入でも、5年も経てば少しずつ修理が必要になってくる
  • ガソリン代:主な用途は近所での買い物、休日の外出
  • 高速道路利用料:静岡県内の実家への帰省(年3回程度)
    ※家族構成:わたし、妻、長男(5歳)、長女(3歳)

「車、確かに言うほど使わないけど手放すとなると考えるなぁ・・・」という方は多いでしょう。しかし実際に手放してみると、「そこまで困らない」というのが今の率直な感想です。

繰り返しになりますが、車(ティーダ)のスペック、わたしの車の用途や生活環境ではこれほどまでの節約になるのです。確かに、車を持っていることで得られるものはあるかもしれませんが、それだけ費用がかかるのも事実なのです。

ここまで、車を持たないことでの節約額について紹介してきました。

以降は、「車を持たない生活」のメリットとデメリットを紹介していきます。「車って本当に必要あるのかな?」と思われている方の参考になれば幸いです。

車を持たない生活のメリット

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車を持たない生活の一番大きなメリットは何と言っても、年間40万円近くのお金を節約できることです。

手放すまでは、「車のない生活なんて考えられない・・・」、「いざというときにないのは心もとない・・・」と思ったものでしたが、なければないで何とでもなりますし、公共交通機関などの代替手段もいくらでもあります。

比較的頻繁に車を使う方でも、今ならカーシェアなどのサービスもあるので、高い維持費をかけて保有する必要があるのかどうかは考える価値のあることでしょう。

メリットその1:車のために使う時間やストレスが減る

車を持っていると、いろいろなことが気になってきます。

あぁ、そろそろ車検の時期だ。予約とかって必要なんだっけ?どこが安いか調べなきゃ・・・
あれ?知らないうちにドアに傷がついてる・・・
この間の雨で汚れちゃったな、また洗車しなきゃ・・・

こういったことは日常茶飯事ですよね。客観的に考えると、これには時間も使うしストレスにもなっていることに気づくはずです。

車を手放すと、こういったすべてのことから自由になれます。

わたしは、通勤のために原付(原動機付き自転車)を使っていますが、車検や洗車については無関心でいられます。(わずかな税金や保険は必要)維持費が少ないことだけでなく、「めんどくささ」とは無縁なことも大きなメリットなのです。

メリットその2:自宅近くにも魅力的な場所がたくさんあるのがわかる

これは車を手放して初めて気づいたことでした。

実際に車に乗らなくなってからどうなったのか。家族での外出頻度が減ったわけではなく、行き先が変わったのでした。

  • 週一で車で30分のイオンへ   → 週一で近所の定食屋へ
  • 車で1時間のテーマパークへ → 電車で1時間の都心へ
  • 車で30分の安いスーパーへ     →  自転車で10分のドラッグストアへ

車を手放すまで気づきませんでしたが、車があると無意識に「車で」外出しないといけないような気がしていたのです。自宅近くの魅力的な場所に気づくことなく。

夕方過ぎに家族で自転車で近所の定食屋に行くのも、電車を乗り継いで都心へ向かうのも、近くのドラッグストアへ買い物に行くのもとてもいい時間の使い方だと思うのです。自転車をこぎながら感じる風や、ゆっくりと変わる風景、だからこそ気づくちょっとした発見。そして、家族との距離も近くてすっかり大好きになりました。

「うちは車を持ってなかったんだよねー、あんまりお金なかったから。でも、家族でよく行った定食屋の味も、その道も懐かい、いい思い出なんだよね」

子供たちが大人になってから、こう思ってもらえるようになればいいなと思います。

車を持たない生活のデメリット

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「車を手放すとなるとどうしても躊躇してしまう」という方は、持っていることの安心感がそうさせているのでしょう。これから紹介するわたしの体験談を読めば「案外車なしでもいけるかも」と思い直されると思います。

車を持たないデメリットは、概してそこまで大きなものではなく、車に使うお金の節約のメリットの方が大きいものに感じられます。

ただし、デメリットも用途や住んでいる地域などによって変わってくるものです。以下を読みながら、あなたの環境ではどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

デメリットその1:緊急時の対応が遅れることがある

これはよく考えておかなければならないところです。緊急時というのは、多くは病院に行く必要のある場面のことでしょう。

人の命にまでは関わらなくとも、高熱や胃腸炎などで車ですぐに病院に行きたいことはしばしばあるはずです。子供のいるご家庭ならなおさらでしょう。このような時、車がなければ自転車かタクシーに頼るしかありません。

実はわたしにも、車を手放してからこのようなことが一度ありました。わたし以外の家族(妻と子2人)が、同時に高熱を出したのです。

この時はタクシーで往復しましたが、その日は運悪く雨天が重なったのです。雨天時はタクシーの利用者も多いようで、送迎をお願いしてもすぐには来てもらえませんでした。

車で10分の病院も、タクシー利用では電話してから病院到着まで1時間近くかかりました。

緊急時、どのような対応方法があり、どのくらいの費用や時間がかかるのかということをあらかじめ調べておくべきだと強く感じました。それによって、多少は軽減できるデメリットだと考えます。

デメリットその2:買い物、幼稚園への送迎などの日常生活で不便を感じる

続いて「買い物、幼稚園への送迎などの日常生活で感じる不便」ですが、日常的に繰り返すことなだけに、これも大きな要素です。

買い物では買いだめや重たいもの、大きいものを運ぶのが難しかったり遠くの安いスーパーに買い出しに行ったりはできません。

しかし最近では、「購入したものを運んでくれるサービス」が増えています。買いだめしたいときや、家具などの大き目のものを買いたいときなどはよく利用しています。遠くの安いスーパーよりも近くのドラッグストアの方が、買い物にかかる時間とお金を考えるとすぐれていることもわかりました。

また、幼稚園への送迎では、特に雨天時などは車があったほうがいいことは間違いありません。ただし、これも慣れてくれば「今日雨か・・・早めに準備してカッパ着でいこう」となります。

もちろんストレスではありますが、年間40万円の節約を考えればそこまで大きなものではないのです。

最後に

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この記事では、「車を持たない生活」を1年以上してきてわたしが感じているメリットとデメリットを紹介してきました。

「車を持たない生活」を始めるにあたってしておいた方がいいと思うのは、あらかじめその生活をイメージアップしておくことです。

めんおう
めんおう
  • 車を手放せばどのくらいの節約になるのか
  • どのようなデメリットがあるのか
  • そのデメリットは、別の手段で克服できるのか

こういったことについて考えておくことで費用対効果がわかりますし、デメリットの心理的ハードルを下げることができます。

また、デメリットを克服するための手段を確保しておくこと、それも難しければデメリットを受け入れられるかどうかを想像することも大切なことでしょう。

「車のない生活なんて考えられない」という固定観念は捨て、ライフスタイルを見つめ直すことが、新たな価値観の発見や生涯にわたる大きな節約にもつながるのです。

この記事をきっかけに、「車を持たない生活」を検討していただければ幸いです。

  

  

  

この記事を書いた人