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自分で引越しをした失敗談!引越し業者を使うメリットとデメリット

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不動産関係の仕事をしていた時に引越しの紹介をしていた猫野きなこです。

私は仕事で「引越し業者を利用したい」という人に会社をいくつか紹介していたのですが、「費用を節約するために自分で引越しをして失敗した」という人たちは少なくありませんでした。

引越し業者に頼むと費用が高いですが、実際に自分で安く引越しをしようとするとさまざまなリスクがあります。

同じ失敗をする人を減らすために、自力で引越しをした失敗談と実際に私も何回か引越しをしてみて感じた引越し業者を使うメリットとデメリット、引越し費用を安くする方法を紹介します。

友達に引越しを手伝ってもらうトラブル

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引越しを安くする方法として友達に引越しを手伝ってもらう方法を選んだ人がいました。

謝礼として「引越しが終わったら焼き肉をおごる」という条件で、友人3人に作業をお願いしたそうです。

食べ放題飲み放題の焼き肉店なら一人あたり5,000円程度で済むので、3人に頼んでも1万5千円で引越しできます。

しかし、いざ引越しを手伝ってもらう日になるとほとんどの友人が遅刻をしてきたり、普段デスクワークのため学生時代のように体力がなく、重い荷物を運べない友人もいて思うように引越し作業が進まなかったそうです。

レンタルした軽トラックにやっと荷物を積み、いざ新居についたらさまざまなトラブルが起こりました。

家具を壁紙(クロス)にぶつけて穴があいたり、高い家電製品を床に落とされて故障してしまったのです。

友人に休日返上で集まってもらっている状況と、安い条件で作業を頼んだので文句も言えず、クロスの補修と家電製品の修理代は自腹になってしまいました。

友達に引越しを手伝ってもらう場合、家具や家電製品を壁にぶつけたり床に落として破損するトラブルはめずらしくありません。

重い荷物を運ぶのに不慣れだと荷物ごと体制が崩れてしまったりする危険性があります。足の上に荷物を落としてしまったりギックリ腰になった場合、治療費や働けなくなった日給を誰が負担するのかという問題が起こってきます。

引越しを友人に頼む場合は引越し作業の経験がある人に頼むか、壊れても文句がない家具や家電しかない場合はいいかもしれません。

友達に引越しを手伝ってもらうPOINT

・引越しの作業経験がある人に頼む
・事前に運んで欲しい荷物の内容を説明する
・壊れても文句がない家具・家電のみ運んでもらう
・足元に気をつけて怪我のないように注意する
・腰が悪い人には引越し作業を頼まない

単身の引越しで家電の盗難被害にあう

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単身の引越しで「そんなに荷物が多くないから」と単身で引越しをした男性がいました。

彼は軽トラックをレンタルして家電や家具を積み込み、引越し先へ到着してから一人で荷物を運び入れていました。

するとトラックに戻るたびに荷物が減っていくという不思議な事態が起こったのです。荷物を確認してみると、最新の薄型テレビやデスクトップパソコンがなくなっていることに気づきました。

彼が引越したアパートは古くて家賃が安く、周りも同じような賃貸物件が多かったため治安がよくない地域でした。

「持ち主が見ていない場合、置いてある荷物がなくなったら自己責任」という感覚で、人のものを罪悪感なく盗んでいく人は普通にいます。

単身で引越しする場合、荷物を見張るだけの役割の人を一人は確保したほうが安心です。

一人で引越しをするポイント

・荷物を簡単に持ち運べないようにシートや紐で固定する
・高価なものは車の中に積み込む
・荷物の見張りを頼む

高い食器を引越しで友人に割られた

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友人に引越しの手伝いをしてもらうデメリットは好意で来てもらっているため「弁償をしてもらいにくい」という点が大きいです。

食器を食器棚にしまう作業を友人としていた時、1枚数千~数万円するお皿を何枚も一気に割られてしまった女性がいました。

彼女は食器が趣味で、通販や旅行先で気に入ったお気に入りの食器を集めていました。食器コレクションの中にはもう売っていないものや、遠出して買いに行ったものもあります。

友人は好意で手伝ってくれているので、自分が我慢をするしかありません。
「弁償する」と相手が申し出てくれたとしてもお互い気分がよくない結果になってしまいます。

荷物の積み込みや上げ下ろしを雑にすると割れてしまうので、ダンボールを見てすぐにわかるように赤字で「ワレモノ注意」という目印をつけることも大切です。

食器に限らず大切にしているものは引越しの時に友人には触らせずに自分で管理するようにすれば、このようなトラブルは防ぐことができます。

高価な荷物を引越しで運ぶPOINT

・ダンボールにワレモノの注意書きをする
・大切なものは自分で管理する
・プチプチなどの緩衝材でしっかり包む

引越し業者を使う6つのメリット

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引越し業者を使うメリットを紹介します。

お金はかかりますが、引越し業者を使うメリットは以下の6つです。

引越し業者を使うメッリト

1.破損や紛失した時の保証がある
2.時間どおりに引越しが終わる
3.疲労が少ない
4.ダンボールを用意してもらえる
5.壁や床の養生をしてもらえる
6.いろんなプランを選べる

破損や紛失した時の保証がある

ほとんどの引越し業者は運送中のトラブルに備えて『運送業者貨物賠償責任保険』という保険に加入しています。

この保険は運送中の荷物に破損や紛失が起こった時、依頼主に対して通常1,000万円まで補償されます。

宝石や美術品など、高価な荷物は全額の補償がされない場合もあるので、事前に確認しましょう。

時間どおりに引越しが終わる

引越し業者は1日のスケジュールが決まっているので、時間どおり終わるようにテキパキと作業を進行してくれます。

しかし、先に予約している人が引越しの準備をちゃんとできていなかったり、渋滞などに巻き込まれると約束の時間に遅れる場合もあります。

絶対に時間どおり終わらせたいという人は朝一番に予約を取るのが安心です。

疲労が少ない

運動不足や重い荷物の持ち運びに慣れていない人が自分で引越し作業をすると、次の日の疲労はかなりのものです。

筋肉痛で動けなかったり、腰痛になってしまう可能性もあります。

プロの引越し業者に依頼することで、荷物の場所を指示するだけでよくなるため疲労が少なくなります。

ダンボールを用意してもらえる

自分でダンボールを無料で用意しようと思うと、荷物に合わせたものを探すのが大変です。

使用後のダンボールは汚れていたりするので、拭き掃除をしたりビニール袋に入れるなど手間がかかります。

引越し業者に依頼すれば無料で新品のダンボールをもらうことができますし、シューズボックスやハンガーにかけたまま運べる専用ケースなど荷物に合わせた梱包が用意されているので作業が楽です。

壁や床の養生をしてもらえる

引越し業者で引越しする場合、家具や家電、部屋の壁紙やフローリングなどに傷をつけないようにしっかりと養生をしてもらえます。

自分で壁や床を保護する養生をすべて用意するのはかなりの費用と手間がかかりますし、引越し後は使用する必要がなくなるため邪魔な荷物になってしまいます。

いろんなプランを選べる

お金をなるべく節約したい人や、妊娠中や腰痛で梱包作業ができない人、男性作業員に荷物を見られるのに抵抗がある人など引越し作業に不安を感じる人もいると思います。

引越し業者では料金を節約できる単身パックや、梱包や荷解きまでしてもらえるコース、女性スタッフだけで引越し作業してもらえるレディースパックなどさまざまなプランを選ぶことができます。

自分に合わせたコースを選択できるので、引越し作業や費用を軽減することが可能です。

引越し業者を使う4つのデメリット

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引越し業者を使うデメリットも紹介します。

「せっかく高いお金を払ったのに思っていた内容と違った」ということにならないようにチェックしましょう。

引越し業者を使うデメリットは以下の4つです。

引越し業者を使うデメリット

1.時期によって費用が高額になる
2.特殊な荷物は追加料金がある
3.事前に予約が必要
4.業者によって対応が違う

時期によって費用が高額になる

引越しが多くなるシーズンは引越し費用が高額になります。

以下のシーズンはできるだけ避けたほうが費用を安く抑えることができます。

  • 3月~4月 入学・就職
  • 8月~9月 転勤
  • 土日祝日
  • ゴールデンウィークなどの連休
  • 年末年始

3月の中旬から4月上旬は入学や就職のために引越しをする人が多く、費用が高額になりやすいです。8月から9月にかけても転勤で移動が多くなります。

土日祝日やゴールデンウィークなどの連休、年末年始は引越ししたい人が増えるので、費用が高くなりがちです。

同じ荷物でも時期によって引越し費用が2倍以上になるのはデメリットです。

特殊な荷物は追加料金がある

ピアノは小型のアップライトピアノで約200~280kg、大型のグランドピアノで約260~420kgの重さがあるため追加料金がかかります。

二階以上の高さへピアノを運ぶ場合、階段やエレベーターで運べない場合はクレーン車が必要になるので更に追加料金が必要です。調律込みの値段なのかも確認しましょう。

観葉植物やペット、美術品、骨董品の輸送も特殊な荷物として追加料金が発生する場合があります。

事前に予約が必要

引越しは事前に予約が必要です。

引越しの予約はいつからしたらいいかというと、引越し日が決まり次第なるべく早めに予約するようにしましょう。

というのも引越し業者が1日に対応できる件数は決まっているため、予約が埋まってしまうと希望の日時に引越しをすることができなくなってしまうのです。

のんびりしていると費用が高い日しか予約が空いていなかったり、「どこの引越し業者も予約がいっぱいで選べなかった」という結果になってしまいます。

業者によって対応が違う

引越し業者によっては「作業員の対応が全然違う」と感じることもあります。

アルバイトが長続きせず、接客の教育があまりできていない従業員よりも、ベテランが多く社員教育が行き届いた会社に引越しを頼みたいですよね。

私が利用した引越し業者は大手でしたが、新しい靴下に履き替えて家に入る姿が印象的でした。作業もテキパキと段取りがいいので、引越しも早く終わって荷解きの時間もしっかり確保できました。

作業員によっては家具や家電を壊したり、壁や床に傷をつけても黙っている場合があるので作業後のチェックは作業員が帰る前に念入りに行いましょう。

引越し費用を安くする方法

引越し費用を安くする方法は何社か同時に見積りを取ることです。

私の場合はあまりたくさんの会社に見積もりを依頼すると混乱すると思ったので2、3社で見積もりを取りましたが、営業の人同士が競合してかなり安くしてもらいました。

見積もりをしてくれる引越し営業の人は、契約してもらえなければ無駄足になってしまいます。そのため、他でも見積りを取っていることを伝えると「いくらになったか教えてください」と言ってくれました。

あとは値段のやり取りを何度か繰り返して、底値まで下がったら会社の印象で決めましょう。

しかし、繁盛期の時は引越し業者がいくらでもお客さんを選べるので、あまり値引きはありません。引越しをするなら引越しシーズン以外の平日に有給を取って引越しをするのがおすすめです。

まとめ

引越しについて自分で引越した失敗談や引越し業者を使うメリット・デメリットを紹介しましたが、私がまた引越しをする機会があればまた引越し業者を利用したいと思っています。

新居の壁紙や床に傷がつくとがっかりしてしまいますし、自分で重い荷物を運んで家電が故障したり腰を痛めてしまうとその後の生活に影響が出てしまうからです。

引越し業者に頼む費用は安くはありませんが、新しい住まいで気持ちよく生活をスタートさせるための必要経費だと思います。

自分で引越しを考えている人は今回の失敗談に注意して対策してもらうことをおすすめします。

以上、もう自分で引越しする体力がない猫野きなこでした。

この記事を書いた人
猫野きなこ

猫と暮らしながら趣味でお絵かきしてるライターです。
ブログでは過去の体験談を漫画に描いたり、ダイエットレシピを公開しています。

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