おすすめ節約食材No.1！「豚ひき肉」徹底活用レシピ

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豚ひき肉は牛肉や合いびき肉と比べて割安なことが多い食材。とはいえ、我が家でも元々は料理によって使い分けていました。ところが今は、ひき肉を使う料理はほぼ全て豚ひき肉を使用するように。そのきっかけはコストコの豚ひき肉との出会いでした。

コストコでは常時、豚ひき肉が100g69円（2019年現在）で、私がコストコに通いだしてから価格に変動はなかったように思います。しかもただ安いだけではなく、脂身が少なくて美味しかったので、リピート。

大容量のこのお肉を使い切るために、色々な料理で使ってみたところ家族にも好評だったこともあり、それ以来ひき肉料理は豚ひき肉へと変わりました。やっぱり安いだけで脂ばっかりだったり、美味しくなければ使い続けません。

ちなみにコストコで合いびき肉や牛ひき肉は100g100円前後～もう少し上？豚ひき肉と違って多少変動しているようです。豚ひき肉は100g100円と考えても、合いびき肉や牛ひき肉と比べて3割引き！これは大きいですね！

スーパーでもこの価格がないわけではありませんが、スーパーのお肉は脂身が多くて炒めるとすご～～～くお肉が少なくなります。コストコの豚にひき肉は価格だけでなく、コスパが良かった点が決め手でした。

今回は、そんな豚のひき肉を活用したレシピを3つご紹介します。

家族みんなが喜ぶ♪【半熟卵のハンバーグ】

我が家で大人気のハンバーグ。豚肉で作っても美味しいんです。

和風でも煮込みでも美味しいのですが、特に人気の半熟卵付きの煮込みハンバーグを紹介します。半熟卵をに作るのは難しいので、誰でも好みの固まり加減で作れるようにアレンジしました。

卵や、具が多めに入ったソースをつけ合わせるため、お肉は少なめですが、ボリュームはあります。もっとハンバーグを食べたい場合は増量してくださいね！

■作り方（写真は倍量で作っています）

1. 肉だねを作る。玉ねぎをみじん切りにしてきつね色になるまで炒めて冷ましておく。その間にパン粉、卵、塩コショウを混ぜて馴染ませておく。
2. 玉ねぎが冷めたら、豚ひき肉とみじん切りにしたにんにくも加えて粘りが出るまでよく捏ねる。
3. 4等分に分けて、それぞれリング状に形成し、フライパンで両面を焼く。焼き色が付いたらお皿に移動する。（後で煮込むので、完全に火が通っていなくても大丈夫です）
4. 同じフライパンで薄切りにした玉ねぎと、食べやすいように小分けにしたしめじをハンバーグの肉汁で炒める。
5. 水、ソース、ケチャップを加えて、とろみが出るまで煮込んだら、ハンバーグを戻して一緒に煮込む。
6. ハンバーグの穴に卵を落とし、蓋をして蒸し焼きに。卵がお好みの固さになれば完成。

✳ハンバーグは焼くと縮むので、気持ち大きめの穴を作るようにリングに形成してください。

目玉焼きを作る要領で半熟卵のハンバーグにします。とろっとした卵とデミグラスソースのハンバーグは相性抜群！

玉ねぎをたっぷり使用したデミグラスソースは、簡単ですが肉汁の旨みとの相乗効果で満足度が高いソースになります。我が家では付け合わせのポテトやご飯に乗せる子多数。

■応用編１：何かと重宝なミニサイズのハンバーグ

ハンバーグは多めに作って一緒に小さいサイズのハンバーグを焼いておくと、ちょっとおかずが足りない時や一人ごはんのおかずにしたり、お弁当に使えたりととっても便利。次の日用ならそのまま冷蔵庫で保管、すぐに使わない場合は冷凍保存しておきます。

■応用編２：肉だねをアレンジして別料理に！

ハンバーグの肉だねはそのままハンバーグにするのではなく、いろいろな形に変化させることができます。うずらの卵を包んで衣をつけて揚げればスコッチエッグに変身。彩りの良いおかずになります。コーンを周りに付けてコーンシュウマイにしたり応用が効くのも魅力。

休日のランチに♪野菜たっぷり【とん平焼き】

関西の鉄板焼きの定番のとん平焼き。豚肉と野菜を卵で包むものですが、簡単でお得食材の豚ひき肉で作ってみました。野菜がモリモリ食べられます。

材料（2人分）

・豚ひき肉…50～100g
・もやし…200g ・キャベツ…3枚
・卵…3個 ・水…大1
・片栗粉…小1
・油…大1
・塩コショウ…適量

■作り方

1. 卵に、水と片栗粉を加えて、白身を軽く切る程度に混ぜる。
2. 豚ひき肉を炒める。
3. ざく切りにしたキャベツを加えて炒める。
4. もやしも加えて炒め、塩コショウしてお皿に移す。
5. フライパンに油をひき、よく温めてから卵を入れ、軽く混ぜて半熟になったら④を真ん中に乗せる。
6. 形を整えてお皿にひっくり返すように移す。

✳卵は半熟の段階で具を入れないとすぐに火が通ってしまいます。火を切ってから乗せても大丈夫なので、早めに乗せてください。

お好みソース、マヨネーズ、かつお節や青のり、細ネギなどをかけてください。野菜たっぷりなので、ソースなどもたっぷり目に掛けるのがおおススメです。

かなり野菜の量は多めですが、この量を2人でペロッと食べられてしまいました。野菜のシャキシャキ感が残っているので食べごたえがあります。我が家では、肉なしの野菜のみでも好評でしたが、そこはお好みで。お肉が多めの方が旨みやコクが出ます。コク出しのため天かすを入れても◎

中に入れる具材はもやしやキャベツが一般的だと思いますが、ニラやキムチを加えても美味しいです。チーズやベーコンなど入れたり、アレンジが効くのでぜひ試してみてください。

栄養たっぷり！【ひじきと野菜のつくね】

豚肉とひじきの相性が良いとご存知ですか？

一緒に捏ねて焼くと旨みUP!　冷蔵庫にある野菜も加えて栄養満点の和風つくねにするのが我が家では定番です。

■作り方

1. ひじきを水に浸け戻す。人参、細ネギは粗みじん切りにする。
2. ひじき、人参、細ネギ、枝豆に片栗粉を加えて混ぜておく。
3. 豚ひき肉と胡麻、調味料を加える。
4. 粘りが出るまでよく捏ねる。
5. 8～10等分にして丸めてから平らにし、フライパンで焼く。
6. 火が通ったら仕上げの調味長を加えて絡めて完成。

✳仕上げにきのこなど加えると美味しいです
✳加える食材は椎茸や筍、大葉、いんげん、玉ねぎなど、その時にある食材でOK!

■応用編1：保存しておけばお弁当のおかずに

そのままでも小ぶりサイズなので、お弁当のおかずによく登場します。

■応用編２：レンコンやきのことの組み合わせも◎

きのこや蓮根なども一緒に炒めて加えると、食感にバリエーションが広がり、ボリュームと華やかさが出ます。また、蓮根で挟んで焼くのもおススメ。

■応用編３：煮物にしても相性抜群

たねを油揚げに詰めて煮ものにしても美味しいです。

豚ひき肉は和洋中華となんにでも使える食材です。今回は、節約食材である豚ひき肉だけでなく、お手頃価格でボリュームの出る野菜や卵をプラスして、より節約できるレシピになっています。

形や加える食材を変えることで、更にメニューも増えて飽きずに使いこなせますよ。

この記事を書いた人

4人の子どもに振り回されながらも、お弁当作りやスイーツ作り、お花、ラッピング、お料理や生活全般に活用できる精油を学び実践中。
キャラ弁やクラフト、アロマ教室を開催するほか、最近ではJSAフラワーケーキ認定講師としての教室もスタート。

投稿サイト「暮らしニスタ」でもさまざまなアイデアを発信し、「暮らしニスタ大賞2017」ではグランプリを獲得。